エケコ人形(えけこにんぎょう)が大ブレイクですね。
これは、南米ボリビアでアラシタの祭の際に売られる人形です。
ほとんどはセラミック(陶器)製で、高さは数cm~数十cm。
両手を広げた小太りのおじさんで、いわゆるチョビ髭をつけ、口を開けて笑っています。
頭には、インディオがよくかぶっている耳まで覆うことのできる毛糸の帽子をかぶり、時にはそのうえに山高帽などをかぶることもあります。
エケコはアイマラ族、ケチュア族の間で福の神と信じられており、自分が手に入れたいもののミニチュア品を持たせ、タバコをくわえさせることによってその入手を祈願するそう。
祈願する品は何品あってもよいので、体中に様々なミニチュア品がくくりつけられて胴体が見えなくなっているのが普通であるとか。
現在ではアイマラ族やその子孫だけでなく、広くメスティーソ、欧米系の人も家に飾っているんですって。
買ってみようかな~